ライフハウスに来たのは、2013年9月8日(日)。 私は、今でもこの日をはっきりと覚えている。
私は長い間、インターナショナル教会を探していた。18歳の時に、神様と出会い、23歳の時に洗礼を受けて、クリスチャンになった。しかし、ほとんど教会にもいかず、毎週のようにクラブにいき、自分の思うように生き、完全に自己中心的な生活を送っていた。そして、今までの私は、苦しい時だけ神様に祈り、その祈りが答えられるとすぐに離れて昔の生活に戻った。それを何年も繰り返していた。
2012年に上京して、自分が “理想” と思う仕事につき、これからすべて人生がうまくいくと思っていた。しかし、人間には自分の将来をみることができないので、自分の選んだ道が自分の首をしめることになった。仕事は思った以上にきつく、人間関係もうまくいかなかった。心も体もボロボロになっていた。ある日、帰りの通勤バスの中で、なぜか涙が止まらなくなり、これからの将来を考えるだけで、不安と恐怖しかなかった。
そんな時、はじめて神様を思い出した。「そうだ、私には助っ人がいた!神様のところへ帰ろう!」と思った。大学時代は上海で留学していて、そのときインターナショナル教会に行っていたので、東京にもあるはずと思って、ネットで探し始めた。しかし、不思議なことにGoogleの10ページまでいっても、一つも見つからなかった。東京は外国人が多いから、絶対にあるはず!と思いながら、あきらめずに週に3回はネットで探した。それを1年間も続いたが、一つも見つからなかった。
その間、近くの教会に行っていた。しかし、若い人が少なく、心から話せるクリスチャンの友達がいなかった。すごく寂しかった。仕事もうまくいかず、毎日のように会社のトイレで泣いて、祈った。夜は一人で教会に行き、電気のつかない暗い教会の中で、心の底から神様を叫び求めた。
2013年9月7日(土)、ついに自分の限界が来てしまい、部屋で泣き崩れて、ひざまずいて神様に祈った。「聖書では、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者、と書いてあるけど、どうして私は全く自分が新しくなった感じもしないし、人生がこんなに惨めで苦しいのでしょうか?神様、本気で変わりたいです!助けてください!!」 と今まで以上に神様に助けを求めた。その夜、はじめて本気で古い人生を捨てる決断をし、その時27歳だったんだけど、それまでクラブとかで友人関係もあまりよくなかったので、家族以外、27年間知り合ったすべての連絡先を捨てた。
そして、ひざまずいて神様に祈った。「神様、私にはもうあなたしかいません。今日から私の人生を変えてください。そしてどうか新しい友達を与えてください。ただの友達ではなく、若いクリスチャンだけの友達を与えてください。」 祈っているときに、頭の中でいろんな声がした。「27年間のすべての連絡先を捨てるなんて、頭おかしいんじゃないの?本当に一人ぼっちになっちゃうよ。そんな祈りをして何の意味があるの?日本の教会で若いクリスチャンが少ないっていうのをよく知っているでしょう?一年以上もネットで探して、インターナショナル教会が一つも見つからなかったでしょう?」 本当に不安と恐怖でいっぱいだった。それでも私は、神様に祈り続けた。「目に見える状況なんてどうでもいい。この先、どうなるかわからないし、若いクリスチャンの友達ができるかどうかもわからない。10年、20年かかってもかまわない。もう二度と古い人生を生きたくない、本気で変わりたい!だから神様、あなたについていきます!」そして、自分の人生、すべてを神様にゆだねた。
次の日、日曜日だったので、いつものように教会に行った。礼拝後、帰りの電車の中で、もう一回携帯で、インターナショナル教会を探した。そしたら、ライフハウスがトップに出てきて、「あるじゃん!!」 と思わず声を出して叫んでしまった。ホームページをみると、すごく楽しそうで、行きたい!と思った。しかし、この一年間、何をするのにも先に神様に聞くことを学んだので、電車の中で神様に祈った。「神様、この教会に行きたいと思うのですが、ここはあなたが私に行ってほしい教会でしょうか?もし御心であるならば教えてください。もし御心でないなら、道を閉じてください。」と祈った。
その時、すでに午後1時になっていて、3時30の礼拝まで、移動時間をいれるとあまり時間がなかった。この短い時間に、どうやったら神様の答えがわかるのかを考えた。
その日、たまたま午後2時に美容院を予約していた。その美容院はいつも予約でいっぱいで、予約や時間の変更は一週間前じゃないとできないというところだった。私はむずかしいほうにかけた。神様に、「今から時間を午後の5時に変えてもらうように美容院に行ってきます。もし、時間を2時から5時に変更できたら、これはあなたが行ってもいいということにします。もし、時間を変更できなかったら、御心ではなかったということにしますね。」と祈った。
心の中では、本当に行きたかったから、めちゃくちゃ緊張しながら、美容院に向かった。美容院に着いて、スタッフさんに「時間を2時から5時に変更したいのですが、大丈夫でしょうか?」と聞いた。その人がリストを見て、「ちょうど空いていますよ。」と言った。その時、心の中でガッツポーズをとり(笑)、あまりにもうれしくて、走って駅まで行った。
ライフハウスに着いたら、若いクリスチャンがたくさんいて、みんなが暖かく迎えてくれて、神様の愛をすごく感じた。昨日の祈りからまだ24時間経ってないのに、私に1日も寂しい思いもさせず、こんなに早くインターナショナル教会を見つけることができたなんて、神様、やさしいーー!本当にありがとうー!!と思いながら、感動して泣きそうになった。
ライフハウスに来てから、ジャーナルをするようになり、神様と個人的な関係をさらに築けることができた。神様と一緒にいると、毎日が冒険で、すごく楽しい! そして、ライフグループに入り、最高なリーダーと素晴らしい仲間たちと出会うことができた。古い自分から新しい自分へとどんどん変えられて、成長していった。何よりもうれしかったのは、他の人が望んでいる自分ではなく、神様が作ってくれた本当の自分になれることができた。
あれから2年以上が過ぎたが、本当にライフハウスが大好きー!!この素晴らしい教会に導いてくれた神様に感謝です。そして、この教会で出会ったすべての人に心から感謝します。